1990年代初頭、NBAのスター選手
チャールズ・バークレーは、トレードで
ロサンゼルス・レイカーズへの移籍を
目前にしていたが、結局はその話は
失敗に終わった。
当時バークレーは、自分の代理人から
トレードを知らせる電話を受け、その話を聞いて
友人たちと酒を飲んでいたと語っている。
だが、その数時間後、再びその代理人から
フィラデルフィア76ersがトレードを撤回したとの
連絡がまた届けられた。
これを聞いたバークレーは、すでにトレードが
決まったと思い、酒を飲んでまるでトレーニングを
していなかったので、その夜
プレーしなければないことに
かなり動揺したようだ。
もし、このレイカーズへの移籍が実現すれば、
バークレーは76ersの元チームメイト、
マジック・ジョンソンとレイカーズで
再会する予定だった。
だが、このトレードが実現しなかったおかげか、
バークレーは1992年7月に
フェニックス・サンズへとトレードされると、
すぐにそのサンズで1993年シーズンのNBA MVPを
獲得した。
もしバークレーがレイカーズに
移籍をしていたら、シーズンMVPを
取る事ができていたかは、今となっては
誰も知ることができないだろう。
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