フィラデルフィア76ersは、スターセンターの
ジョエル・エンビードが左膝の問題のため、
2024-25NBAシーズンの残りを欠場すると発表した。
エンビード(30歳)は、以前から手術で修復した
膝の腫れと違和感が続いており、今季はわずか
19試合の出場にとどまっていた。
2024年2月に左外側半月板の手術を受け、
その年のプレーオフでエンビードは復帰。
夏のパリ五輪にも出場し、チームUSAの
金メダル獲得に貢献した。
順調なキャリアにもかかわらず、膝の腫れは
断続的に続いていたため、エンビードの
シーズンデビューは11月中旬にずれ込んでいた。
今季、限られた出場時間の中で、怪我の影響も
あったせいか、エンビードは1試合平均
23.8得点、8.2リバウンド、4.5アシストと、
キャリア平均を下回る数字を残している。
現在20勝38敗でイースタン・カンファレンス12位の
シクサーズは、今季怪我人が続出している。
このエンビードの長期欠場により、チームは残りの
試合をセンターのアンドレ・ドラモンド、
グエルション・ヤブセレ、ルーキーの
アデム・ボナに頼ることになる。
エンビードの健康はチームにとって最優先事項だ。
チームは医療専門家と協力し、彼の長期的な
パフォーマンスと健康を確保するための最善の
治療とリハビリのコースを選択している。
今後の展望として、シクサーズは次の
NBAドラフトで有利なポジションを確保することに
集中しなければならなくなるだろう。
シクサーズが上位6位までに入ればNBAドラフト
1巡目指名権を保持し、そうでなければ
オクラホマシティ・サンダーに指名権が
譲渡されることになる。
9月に3年間の契約延長にサインしたエンビードは、
2025-26年シーズンに約5520万ドルの年俸を
得ることになっているが、この離脱は
シクサーズにとってもかなりの損失になるだろう。
現在チームはエンビード、タイリース・マクシー、
ポール・ジョージ、そして有望な
ルーキーガードのジャレッド・マケインを
中心としたチーム作りを目指している。
エンビードがリハビリで離脱する中、シクサーズと
そのファンは、彼の完全回復と
2025-26シーズンでの彼のMVP級の
パフォーマンス復帰に大きな希望を
持ち続けている。
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