―2024年9月5日
プレトリアで開催されたU18
アフリカバスケットボール選手権は、
多くの問題が取り巻く中でようやく開幕した。
南アフリカバスケットボール協会（BSA）は、
重要な発表を遅らせ、多くの選手が
大会開始前に到着できないという混乱が生じた。
これにより、大会は予定より遅れて開始された。
BSAの管理不行き届きにより、欧州数か国を含む
複数の国のチームが大会に参加できないという
事態が発生した。特に、チームが出発するのに
必要なビザの発給が遅れ、到着が延期。
そのため、参加各国は大会初戦を不利な状況で
戦うことを余儀なくされた。
―大会に向けた準備不足―
大会はプレトリア大学レンブラントホールで開催され、
12カ国が参加しているが、BSAの不手際により、
西ケープ州のチームなど、数チームが
参加を断念する事態となった。
「南アフリカ側が大会の準備を怠ったことが原因で、
多くのチームが参加の取りやめを
余儀なくされている」
と指摘されている。
特に、地元の西ケープ州からの資金不足が
大きな問題となっている。西ケープ州から参加した
選手の保護者は、
「BSAから十分な支援を受けられず、
チームの準備が整っていない」
と語った。これを受け、
南アフリカバスケットボール協会に対する
批判が高まっている。
大会の開催が決定してからわずか2週間前、
BSAはまだ代表チームや会場についての詳細を
発表しておらず、国際バスケットボール連盟（FIBA）
からも問題視されていた。
バスケットボールを含めたスポーツの資金調達や
組織運営に対する課題が多く議論されているが、
今回のBSAによる不手際が国際的な注目を集めている。
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