―2024年9月5日―
―ナイジェリアのU18バスケットボールチーム―
南アフリカはナイジェリアの18歳以下
バスケットボール代表チームへのビザ発給を拒否し、
12月14日から22日までケープタウンで開催される
2024年FIBAU18アフロバスケット大会への
参加を阻止した。
アブジャの南アフリカ領事館は、
男性選手たちのビザ発給を拒否した。
ナイジェリアバスケットボール連盟の
副会長ウゴ・ウデズエ氏は火曜日の声明で
この一連の出来事を認めた。
ウデズエ氏は説明不足に不満を示し、今回の措置は
妨害行為の一種だと述べた。
これにより、本日エジプトとの試合で始まる
同大会へのナイジェリアの参加が
危ぶまれることになった。
ウデズエ氏は
「まず第一に、アフリカの国が他のアフリカの国に
行くのにビザが必要なのは残念なことだ。第二に、
これはスポーツマンシップの精神に反する。
ビザ担当領事に、子どもたちが世界で
ナイジェリアを代表する機会を奪われるには、
あまりにも多くの犠牲を払ってきたのだ」
と語った。
対照的に、ラゴスの南アフリカ大使館は、
現在エジプトとの試合のためにプレトリアにいる
女子チームのビザを承認した。
両チームはコートジボワールで行われた
FIBAアフリカゾーン3予選で優勝し、
この大会への出場権を獲得していた。
NBBFはFIBAアフリカ、南アフリカの開催国、
ナイジェリア外務省に苦情を申し立てたが、
問題解決に向けた取り組みは今のところ
成果を上げていないとみられる。
世界メディアはこのビザ拒否事件を
「アフリカのスポーツにおける残念な慣行」
と非難している。アフリカ各国間のビザ問題が、
大陸のスポーツの発展を妨げていると
指摘する声がいくつも上がっている。
ナイジェリアのバスケットボール連盟が、
南アフリカ当局の対応を
国際バスケットボール連盟(FIBA)に
報告したとも報じている。FIBAは、
加盟国間のビザ問題を調査する方針を表明している。
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